アメリカに憧れたあの頃と、今を生きるY30
1980年代〜90年代初頭。
当時の日本には、アメリカへの強い憧れがありました。
映画に映るカリフォルニアの青い空、広いガレージ付きの家、ビッグサイズのステーションワゴン。
それは日本にはない、自由でダイナミックなライフスタイルの象徴でした。
私が今も大切に乗り続けている「日産Y30セドリックワゴン」は、そんな時代の空気をまとったクルマです。
日本車でありながら、どこかアメリカ車を思わせる角張ったフォルム、ゆったりとしたシート、長く重いボディ。
そして、どこまでも走っていけそうな頼もしさ。
このクルマを見るたびに、私は若い頃に夢見た「アメリカ的な暮らし」を思い出します。
自由に暮らす。
家族との時間を大切にする。
自分らしいスタイルを貫く。
それはまさに、私たちがつくる家のコンセプトと重なります。
「家で旅するアメリカンスタイル」
そんな想いで、日々お客様と向き合っています。
ガレージにはY30を。
リビングには陽の光をたっぷり取り入れて、ウッドデッキの先にはロックガーデン。
家のどこにいても、どこかアメリカ西海岸の風を感じられるような、そんな暮らし方の提案。
Y30は、もうクラシックカーの域かもしれません。
でも、30年以上経ってなお、色褪せない魅力があります。
私たちの建築も、そんな風に「時を超えて愛されるもの」でありたいと思っています。
流行を追うのではなく、自分たちの価値観を大切にする。
それはクルマ選びにも、家づくりにも、きっと共通するものです。
今日もY30に乗って、次の現場へ。
アメリカの空気を胸に抱きながら、日本で家族の未来をかたちにしていく。
そんな旅を、これからも続けていきます。
代表 谷分道彦
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