私と建築との出会い
2024.01.27 カテゴリー：
今回のブログは私の生い立ち（建築との出会い）を綴りたいと思います。
私は、3人兄弟の長男として伊勢市で幼少期を過ごしました。
父親は建築関係とは無縁で神宮に奉職していましたが、私は小さいときから絵や工作などとにかく”もの創り”が大好きでした。
具体的に建築家になろうと思ったのは、今思えば原体験として小学校低学年のときに自分の部屋の増築を行ったことが影響しています。小さいながらも、物が出来ていく過程の面白さや現場にあふれる木の香りに惹かれ、大工さんの仕草などを興味深く眺めていたのを今でも鮮明に覚えています。朝は大工さんに見送られ、学校から帰宅すると「おい、ここ打ってみろ！」と現場の作業をよく体験させてくれました。
また、母親側の祖父は鮮魚店を営んでいましたが工作などが好きで（今で言うDIY）よく一緒にモノづくりをしていました（鮮魚店も手伝ってました….）
その時の思い出が建築家への道を後押ししてくれたのだと思います。
その影響を大きく受け、今こうして仕事として建築に携わっている自分がが幸せです。
私自身が小さい頃に体験した家づくりの現場が強く心に残っているように、今から出会う子供たちに家づくりの現場の楽しさがが少しでも残ってくれたら・・と思います。
そして私が小学生時代に出会ったあの大工さんにまた出会う事が出来れば、今こうして建築の道に進めた感謝を伝えたいです。
代表取締役 谷分道彦
